料理やお菓子作りが得意で休日は一日中料理をしたり私を含め奥さん仲間を呼んで料理やお菓子をふるまってくれる素敵な友人がいました。
夫妻ともに友人で、夫婦共働き。
妻はパートの会社員、夫はフルタイムの会社員。
しかし妻の方は、今のパート会社員をやめて、お菓子教室や料理教室を開くのが夢だったんです。
今はまだ素人の料理上手レベルだから、休日に料理やお菓子作りをして休日は友人たちにふるまうことで料理とお菓子作りの腕を磨いていました。
そんな友人が常々言っている口癖はカウンターキッチンがある家に住みたい、だったんです。というのも、そのとき友人夫妻が住んでいるのは、3LDKの賃貸マンション。
特にキッチンが狭いというわけではないのですが、お料理教室やお菓子作りの材料をずらりと並べておくには手狭感があり、やはり生活感もありすぎるキッチンデザインであまり教室っぽく見えないんです。
だから、今はまだ教室を開くレベルではないとあきらめて友人や知人に休日にごちそうプラスデザートふるまっていたんです。
そんな友人に最高のサプライズが訪れました。それは、実は夫が、キッチンカウンターのある中古物件を契約したとのこと。
彼女にとっては全くのサプライズ、実は休日はほとんど夫だけは外出するのが夫妻の習慣。
理由は彼女が休日に友達を呼んで料理やお菓子をふるまっているから。
だから常に夫は妻の邪魔をしないように外出していたとばかり思っていたのですが、実は夫は妻にサプライズをしようと休日を利用してキッチンカウンターのある中古物件を探していたんだそう。そしてやっと見つけた中古物件。それをこっそり契約して妻に報告。
実際に妻である友人は見ていないのですが、彼女は夫を信じてしかも自分にために探してくれた中古物件なので快く契約を快諾。
そして引っ越しをしました。
彼女はその中古物件のキッチンカウンターを一目見て理想的なものだったため、これで料理教室やお菓子作り教室への道が一歩開いたと思ったそうなのですが、
問題はキッチンの壁色です。
色合いが微妙にピンク系統の色。
実は彼女は子供のころから母親に女の子はピンクといわれて育っていて本当は別の色が好きなのに強制的にピンクの洋服を着せられて周りもすべてピンクだらけとうんざりしていたトラウマの色だったんです。
夫にはそのことを一切話していなかったので、夫がせっかく見つけてくれた家なのでキッチンの壁色が少し気にらないけど、とりあえず、この壁色のままで料理やお菓子作りを頑張ってみることに。
しかし、壁色に接しながら、お菓子を作ったり料理をしても、なんとなく心落ち着かず、だんだんと料理をするたびにイライラするように。
そのうえ、毎週のように開いていた友人への料理やお菓子をふるまう会食もすべてキャンセルするように。
彼女の心の変化を心配した夫は、疑問に思って、聞いてみると、彼女は夫に申し訳なさそうに、ピンク色が苦手で壁色がトラウマ色なの。
と打ち明けたんだそう。その言葉に驚いた夫。
女性はピンク色が好きという偏見があったそうで、この壁色も気に入るに違いないと誤解。
そして、夫は壁色を妻のためにピンク色からアイボリーカラーに塗装でリフォームすることを決意。
そこから夫は休日に一気にキッチンの壁だけアイボリーカラーにセルフ塗装。
壁色が定着して落ち着くころににやっと彼女も再び料理やお菓子を機嫌よく作れるようになったんです。
壁色ひとつで気分が変わるなんて、壁色っておろそかにしてはいけないんだなと彼女の話から学びました。