私は４０年余り高校の教員をしていました。６５歳で定年退職し、５年程塾の講師をして、今は年金生活者です。住居に関しては、教員になって１年後に教職員住宅に住むことになりました。家賃は月額8,000円と格安でした。とても格安なので、65歳の定年退職するまで住むことにしていました。私と妻と子供2人の生活にはまあまあの住居（３DK）でした。子供が小学生の時は十分な住まいでしたが、子供が中学生になると、勉強に集中するために勉強部屋が必要になりました。この時の住いでは勉強部屋を確保できませんでした。ということで、一戸建てを建てることにしました。ところが、先立つ物（お金）が有りません。一戸建てを建てるつもりがなかったので、貯金などほとんど有りませんでした。本当に困りました。そんなとき、義母が1000万円援助してくれました。残りのお金は、銀行の住宅ローンを借りることにしました。そして、目出度く、立派な一戸建て（５LDK）を建てることが出来ました。勿論、子供２人の子供部屋も出来ました。憧れの一戸建てに住み続けて14年程経過した頃、我が家を建ててくれた大工さんが訪ねて来て、「新築して15〜16年毎に屋根と外壁の塗装をしなければならないよ」と言うのです。大変迷い、家族、親戚、友人などに相談し、結局、屋根と外壁の塗装をしました。総額180万円程掛かりました。もし、屋根と外壁の塗装をしなければどうなるのでしょうか。最悪の場合、雨漏りを引き起こすことになるようです。今となっては、屋根と外壁の塗装をやって良かったと思っています。
