私は40年余り教員生活をして65歳で定年を迎え、それ以来、年金生活をしています。教員になってから、初めは、教職員住宅に住みました。家賃は本当に格安で月額8500円でした。と言うことで、定年退職するまで住み続けるつもりでいました。しかし、妻と子供2人の住いとしては子供が小学生の時には十分の広さでした(3DK)が、子供が中学生になると、勉強のために子供の部屋が必要になりました。その為、一戸建てを建てようということになりました。しかし、先立つ物(お金)が有りません。教職員住宅に住み続けるつもりでいたので、貯金はほとんど有りませんでした。その上、贅沢三昧な生活(年に5?6回の旅行、週に4?5回の外食、車を3年毎に買い替え)をしていました。どうしたら良いか悩み続けていたところ、義母が1000万円援助したくれました。残りのお金は銀行の住宅ローンを利用しました。そして、知人の大工さんに素晴らしい家を建てていただきました。楽しい我が家の生活が14年程続きました。そんな時、我が家を建ててくれた大工さんが訪ねて来て、「新築15年?16年毎に屋根や外壁を塗装をしなければならない」と言うのです。そうしないと、雨漏りの原因になるというのです。そこで、塗装をすることにしました。更に、外壁の色はグレーでしたが、見た目が暗いのでライトブラウンに塗り替えました。明るい色に塗り替えたために、今まで何となく暗い気持ちだった家族も、明るくなったように思いました。本当に、明るい色に塗り替えて正解でした。