ネットで見る屋根とは違った

ネットで見る屋根とは違った

私、「うちの屋根は何色か知ってる?」 妻、「えー、何色だったかな・・・」 私、「緑色だよ」 妻、「緑色だったの、知らなかった」 10年前に中古住宅を購入したのは私だが、ネットのマップを見て、初めて自宅の屋根の色を知った。 私が仕事から帰るのは夜中、そのため、家で見るのは玄関ドアがある正面だけ。 私の家と隣のおたくとは、ほぼ引っ付いており、正面以外の外壁を見る機会が無ければ、家の屋根を見ることもない。 10年住んで屋根に登ったのは、テレビアンテナを取り付けた時、しかし、屋根に登ったのは電気屋の御主人。 私、「うちの家って、屋根は何で出来ているの?」 妻、「屋根を見たことも無いのに、知るわけないでしょ」 私、「お隣さん、外壁塗装を始めるらしいね?」 妻、「お隣の御主人が、外壁塗装をするので宜しくと挨拶に来られたわよ」 お隣さんが外壁塗装をすると、塗料が飛び散らないよう防護ネットが設置された。 防護ネットの中には足場が組まれ、それを使えば家の屋根に上がることが出来る。 お隣さんの許可を得て足場を使わせてもらい、自宅の屋根に上がると、屋根はガルバリウム鋼板で覆われていた。 初めて見る自宅の屋根、ネットのマップでは緑色に見えたが、実際は黒色だった。 ネットを使うと、色んなことが簡単に調べられるが、屋根の材質までは分からない。 私、「屋根も塗装をするのですか?」 お隣さんの御主人、「屋根がメインだよ、側面の外壁はおたくと引っ付いているから、塗装は無理だよ」 私、「塗装代は幾らでしたか?」 御主人、「引っ付いている外壁は塗装が出来ないから安かったよ、全部で〇〇万円。おたくも、ついでにやってもらったら?」 私の家も、屋根をメインに外壁塗装をしてもらった。 普段、家に居ることが少ない私は、お隣さんと話す機会は無かったが、外壁塗装をキッカケに親しくなりました。

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