突然の雨漏りにオロオロ。屋根のおおがかりなリフォームを決意したが費用の面で断念。なんとか自力で修復。屋根塗装をしただけで解決した話。

突然の雨漏りにオロオロ。屋根のおおがかりなリフォームを決意したが費用の面で断念。なんとか自力で修復。屋根塗装をしただけで解決した話。

親戚の話です。親戚の叔母一家は先祖代々の土地に30年ほど住んでいます。
だから家屋も築年数は数十年経っていますが、その時々で劣化箇所は叔父が日曜大工的にリフォームいて修繕していました。
今までは劣化といっても家屋内の壁に棚をつけたり、家屋内の壁を塗料でキレイに塗るなど素人でもできるリフォームレベルの劣化だったので費用もかからず業者を呼んでなんてことも必要がありませんでした。
自宅の持ち家なので業者を呼んでレベルのリフォームは費用もかかるし、自分で直せるからと叔父は家のリフォームは全て俺に任せろと叔母に言っているほど。
叔母も大工さんじゃないのに、家屋のリフォームは全て叔父さんがやってくれるから助かるわといつも言っていて、もし万が一、悪質リフォーム業者で詐欺案件の訪問があっても、プロのリフォーム職人叔父さんがいるから、家にリフォーム専門業者がいるからって追い返せると頼もしい限りの叔父さんでした。
そんなあるとき、季節の雨季に入った時期でした、家屋内の居間でくつろいでいた叔母、外は雨が降っていました。
雨には気づいていたのですが、ところが不思議なことに窓も開いていないのに、家屋内に雨の匂いのような湿り気のある臭気が充満してきたんです。
叔母はなにかおかしいと思っていたら突然居間に置いていたちゃぶ台の天板に水滴がポツポツとついていたんです。お茶の入った湯呑でも置いたままにしていたかしら。
と一瞬叔母は思いましたがちゃぶ台に置いてあった湯呑は既に台所の洗い場に置いてあります。
水滴はどこからきたの?おかしいなと叔母が不意にちゃぶ台の真正面から天井を見上げると天井の色が変わっていてまさに雨ジミ。
そこからつららのように水滴がぽちゃぽちゃと落ちているではありませんか。
あまりのことにびっくりした叔母、おろおろと天井を見上げて水滴をかぶってしまい顔は水滴まみれ。そこで、ちゃぶ台の上にはキッチンボールを置いて水滴を溜めるようにしてはその場は一端しのぐことに。頼みの綱の叔父はそのとき外出をしていたため、それから約1時間後、帰宅。玄関に入るやいなやすぐに叔母は叔父に向かって、居間が雨漏りしてるから直してと帰宅早々大騒ぎ。叔父も何事かと居間に向かうとちゃぶ台に置かれているキッチンボールは雨漏りの水で満タン状態、そして天井を見上げると規則的にぽちゃんぽちゃんと水滴が滴り落ちている状況。それを見た叔父はすぐにリフォーム専門業者に連絡したところ、電話で口頭説明をすると、なぜかその業者は、屋根全体の修繕や家屋の関係ない箇所のリフォームをしなければならないと一点張り。叔父は雨漏りを何とかして欲しかっただけなので、そんな大掛かりな修繕になることは避けたかったのですが、とりあえず修繕費用を聞いてみたところ、もう驚いて、まるで新築のリフォーム費用の様な金額を提示されてしまったのです。叔父は費用が莫大にかかることで、リフォーム業者に修繕を頼むことは断念。今までも修繕を自力でしてきたんだからと意を決して自分で直すことにしたんです。
幸いなことに雨漏りがしていた次の日は快晴で、叔父はまずは家屋の屋根の状態を確認してみると雨漏りをしていた箇所はやはり劣化のような状態。でも劣化はその箇所のみ範囲は部分的。これなら直せるかもと、ホームセンターにスグに出かけて大量の塗料を買ってきたんです。そして、劣化箇所に塗料を塗って、そこからまたさらに全体的に色合わせをするように同じ色の塗料でカバー。
そして1週間後にもう一度2層目のカバーをするように塗料を塗って、屋根だけは見た目はまるで新築の様な綺麗な色合いに仕上がりました。
それから、すぐにまた再び雨の日がやってきたんですが、そこから全然天井からの雨漏りがしなくなったそうです。
叔父が購入して屋根に塗った塗料も雨漏りに強い素材だったのかもしれませんが、素人の叔父がプロ級の塗装の腕前があるなんて叔母も感心。
ますます叔父に家のリフォームを頼まなきゃと思った叔母なのでした。
今度は雨漏りのおかげで屋根が綺麗になったので壁色が褪せてると文句を言って壁の塗装も叔父に頼もうと密かに計画しているそうです。

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